式と証明
学年の目安(日本): 数学II
学ぶこと
両辺が定義される範囲のすべての値で成り立つ恒等式の性質と、未知の係数を決定する手法を学びます。部分分数分解や式の変形の正当性を示す場面で基礎となります。事前に方程式と恒等式の意味の違いや、整式の展開と整理を理解しておくと円滑です。
練習へ進む
要点
x にどんな数を代入しても ax+b=0 が成り立つ(恒等式である)とき、x の係数 a と定数項 b がともに 0 だとわかります。未知の係数を決定するときに使います。
ax+b=0⟺a=0,b=0x にどんな数を代入しても二次式 ax2+bx+c=0 が成り立つとき、すべての係数 a,b,c が 0 になります。恒等式を解く基本の決まりです。
ax2+bx+c=0⟺a=0,b=0,c=02つの二次式がどんな x についても等しくなるときは、同じ次数の係数どうし(a と a′、b と b′、c と c′)がそれぞれ等しくなります。両辺の係数を比較して文字の値を求めるときに使います。
ax2+bx+c=a′x2+b′x+c′⟺a=a′,b=b′,c=c′x に具体的な数を代入して文字の値を求めたあとは、他の数でも成り立つか、元の式に戻して必ず確かめます。
練習する問題セットを選んでください。