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不等式の証明

式と証明

学年の目安(日本): 数学II

学ぶこと

差をとる方法や平方の性質、相加・相乗平均の関係を用いて不等式を証明する手法を学びます。関数の最大・最小の評価や数学的な定理の基礎づけで活用されます。事前に不等式の基本性質や因数分解・平方完成の技術を身につけておくと効果的です。

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要点

どんな実数 aa も、2乗すると必ず 00 以上になるという基本の性質です。不等式の証明で広く使われ、ちょうど 00 になるのは a=0a = 0 のときだけです。

a2≥0(a∈R)a^2 \ge 0 \quad (a \in \mathbb{R})

正の数 a,ba, b について、足して2で割った相加平均は、掛けてルートをとった相乗平均以上になるという関係です。積が一定のときの和の最小値などを求めるときに使います。

a+b2≥ab(a>0,b>0)\frac{a + b}{2} \ge \sqrt{ab} \quad (a > 0, b > 0)

相加平均と相乗平均がぴったり等しくなるのは、2つの数 aa と bb が同じ値のときだけです。最大値や最小値をとる条件を調べるときに使います。

a+b2=ab  ⟺  a=b\frac{a + b}{2} = \sqrt{ab} \iff a = b

実数 a,b,x,ya, b, x, y についていつでも成り立つコーシー・シュワルツの不等式です。2乗の和と1次式の関係を調べるときに使い、両辺が等しくなるのは ay=bxay = bx のときです。

(a2+b2)(x2+y2)≥(ax+by)2(a^2 + b^2)(x^2 + y^2) \ge (ax + by)^2

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