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固有ベクトル

固有値と固有ベクトル

学年の目安(日本): 大学1年

学ぶこと

行列を掛けると対応する固有値を倍率とする自身のスカラー倍になる零でないベクトルである、固有ベクトルの求め方を学びます。主成分分析や振動解析など、多方面の応用で極めて重要です。連立一次方程式の解法や固有値の知識が必要です。

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要点

行列 AA を掛けても向きが変わらず、長さだけが λ\lambda 倍になるベクトル v\boldsymbol{v}(固有ベクトル)と、その倍率 λ\lambda(固有値)を定義する式です。v\boldsymbol{v} は大きさが 0 ではないベクトルです。

Av=λv(v≠0)A\boldsymbol{v} = \lambda\boldsymbol{v} \quad (\boldsymbol{v} \neq \boldsymbol{0})

固有値 λ\lambda が分かったあとに、対応する固有ベクトル v\boldsymbol{v} を具体的に求めるときに解く連立方程式です。II は単位行列で、0 以外の解 v\boldsymbol{v} を探します。

(A−λI)v=0(A - \lambda I)\boldsymbol{v} = \boldsymbol{0}

ある固有値 λ\lambda に対応するすべての固有ベクトルとゼロベクトルをまとめた空間(固有空間 EλE_\lambda)を表す式です。Ker⁡\operatorname{Ker} は (A−λI)(A - \lambda I) を掛けるとゼロになるベクトルの集まりを意味します。

Eλ=Ker⁡(A−λI)E_\lambda = \operatorname{Ker}(A - \lambda I)

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