ベクトル空間
学年の目安(日本): 大学1年
学ぶこと
複数のベクトルの組に対して、1次独立および1次従属の厳密な定義と行列を用いた判定法を学びます。空間の基底や次元を定めるための最も基本的で重要な概念です。ベクトルのスカラー倍や和、連立一次方程式の解法を理解していることが求められます。
練習へ進む
要点
複数のベクトルが互いに「1次独立」であることの定義式です。ベクトル v1,…,vk を何倍かして足し合わせた結果がゼロベクトル 0 になるのが、すべての係数 c1,…,ck が 0 の場合しかない状態を表します。
c1v1+⋯+ckvk=0⟹c1=⋯=ck=0n 次元の空間にある n 個のベクトルが1次独立かどうかを行列式で判定する式です。それらを並べて作った正方行列の行列式が 0 でなければ、余分な重なりがなく1次独立であると分かります。
det([v1 … vn])=0ベクトルの組が1次独立かどうかを行列の階数(ランク)で判定する式です。k 本のベクトルを並べて作った行列の階数が、ベクトルの本数 k と一致するときに1次独立であると判定できます。
rank([v1 … vk])=k練習する問題セットを選んでください。