微分方程式
学年の目安(日本): 大学2年
学ぶこと
特性方程式を用いて、定数係数をもつ二階線形微分方程式の解を求める方法を学びます。バネの振動や電気回路の過渡応答など、物理や工学の振動現象を扱う場面で使われます。二次方程式の解法や指数関数の微分積分の理解が必要です。
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要点
定数係数の二階線形微分方程式を解く際に、解を y=eλx と仮定して得られる2次方程式(特性方程式)です。微分方程式の問題を代数方程式に置き換えて λ を求めます。
ay′′+by′+cy=0⟹aλ2+bλ+c=0特性方程式が異なる2つの実数解 λ1,λ2 を持つときの微分方程式の一般解です。それぞれを指数に持つ項の定数倍を足し合わせて表します(C1,C2 は任意定数です)。
y=C1eλ1x+C2eλ2x(λ1=λ2)特性方程式が重解 λ(1つだけの実数解)を持つときの一般解です。独立な2つの解を作るために2つ目の項に x を掛け、(C1+C2x)eλx の形で表します(C1,C2 は定数です)。
y=(C1+C2x)eλx特性方程式の解が虚数(複素数)λ=α±iβ になったときの一般解です。波や振動を表す三角関数 cosβx,sinβx が現れ、実部 α が指数関数 eαx として振幅の増減を決めます(C1,C2 は定数です)。
y=eαx(C1cosβx+C2sinβx)(λ=α±iβ)練習する問題セットを選んでください。