PAIBOTLearn
ログイン新規登録

逆行列

行列

学年の目安(日本): 大学1年

学ぶこと

かけると単位行列になる逆行列の定義と、行列式を用いた存在判定や計算公式を学びます。未知の行列を含む方程式を解く際や、線形写像の逆変換を求める場面で多用されます。単位行列の役割や行列の積、行列式の計算知識をあらかじめ確認しておきましょう。

練習へ進む

要点

行列 AA に対する逆行列 A−1A^{-1} の意味を表す定義式です。普通の数における逆数(掛けると 1 になる数)と同じ役割を持ち、左右どちらから掛けても単位行列 II(何もしない基準の行列)になります。

AA−1=A−1A=IAA^{-1} = A^{-1}A = I

2×22 \times 2 行列の逆行列 A−1A^{-1} を具体的に計算する公式です。対角線上にある aa と dd を入れ替え、bb と cc の符号をマイナスに変えてから、全体を行列式 ad−bcad - bc で割ります。

A−1=1ad−bc(d−b−ca)(ad−bc≠0)A^{-1} = \frac{1}{ad-bc}\begin{pmatrix} d & -b \\ -c & a \end{pmatrix} \quad (ad-bc \neq 0)

2つの行列を掛け合わせた積 ABAB の逆行列を求める式です。それぞれの逆行列 A−1A^{-1} と B−1B^{-1} を掛ければ求まりますが、左右の順序が入れ替わって B−1B^{-1} が先になる決まりがあります。

(AB)−1=B−1A−1(AB)^{-1} = B^{-1}A^{-1}

練習する問題セットを選んでください。