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直交と正規直交基底

内積と直交化

学年の目安(日本): 大学2年

学ぶこと

内積を用いてベクトルの直交性を定義し、互いに直交する単位ベクトルからなる正規直交基底を学びます。幾何学的射影やデータ解析の基礎として使われます。内積の計算と基底の知識が必要です。

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要点

2つのベクトル u\boldsymbol{u} と v\boldsymbol{v} が直角に交わっている(直交している)かどうかを判定するときに使う式です。記号 ⟨u,v⟩\langle \boldsymbol{u}, \boldsymbol{v} \rangle は内積を表し、内積が 0 になるとき互いに直交します。

⟨u,v⟩=0\langle \boldsymbol{u}, \boldsymbol{v} \rangle = 0

内積を使ってベクトル v\boldsymbol{v} の長さ(ノルム ∥v∥\|\boldsymbol{v}\|)を計算するときに使う式です。自分自身との内積 ⟨v,v⟩\langle \boldsymbol{v}, \boldsymbol{v} \rangle のルートをとることで求まり、長さが 1 のベクトルを単位ベクトルと呼びます。

∥v∥=⟨v,v⟩\|\boldsymbol{v}\| = \sqrt{\langle \boldsymbol{v}, \boldsymbol{v} \rangle}

ベクトルの集まり ei\boldsymbol{e}_i が互いに直交し、長さがすべて 1 である組(正規直交系)を表す式です。δij\delta_{ij} は番号 ii と jj が同じとき 1、違うとき 0 になる記号です。

⟨ei,ej⟩=δij\langle \boldsymbol{e}_i, \boldsymbol{e}_j \rangle = \delta_{ij}

どんなベクトル x\boldsymbol{x} でも、基準となる直交ベクトル e1\boldsymbol{e}_1 から en\boldsymbol{e}_n の足し算に分解するときに使う式です。基底との内積 ⟨x,ei⟩\langle \boldsymbol{x}, \boldsymbol{e}_i \rangle を計算するだけで各成分の大きさがすぐに分かります。

x=∑i=1n⟨x,ei⟩ei\boldsymbol{x} = \sum_{i=1}^n \langle \boldsymbol{x}, \boldsymbol{e}_i \rangle \boldsymbol{e}_i

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