級数とテイラー展開
学年の目安(日本): 大学1年
学ぶこと
高次導関数を用いて関数を多項式で局所近似する手法や、べき級数として表現するテイラー展開を学びます。複雑な関数の数値計算や、物理現象における近似解析などで幅広く活用されます。高次導関数の計算力に加え、級数の収束に関する理解が不可欠です。
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要点
関数 f(x) を、基準点 x=a のまわりで多項式(べき乗の和)として近似・表現する「テイラー展開」の公式です。f(n)(a) は点 a における n 回微分(導関数)の値を表し、n! は階乗を表します。
f(x)=n=0∑∞n!f(n)(a)(x−a)n基準点を原点 x=0 としたテイラー展開(マクローリン展開)の公式です。0 の近くで複雑な関数 f(x) を x,x2,x3 などの扱いやすい多項式に近似するときに使います。
f(x)=n=0∑∞n!f(n)(0)xn指数関数 ex を無限個の多項式の和として表すマクローリン展開の公式です。すべての実数 x で成り立ち、コンピューターが ex の数値を高精度に計算するときなどにも使われます。
ex=n=0∑∞n!xn三角関数 sinx を多項式で表す公式です。奇数のべき乗(x,x3,x5,…)だけが符号を交互に変えながら現れ、すべての実数 x で成り立ちます。
sinx=n=0∑∞(2n+1)!(−1)nx2n+1練習する問題セットを選んでください。